成績が悪くても進学先を決めなければならない
一生懸命勉強して、自分でも必死になってきたのに志望校模試の結果がD判定・・・そんな時でも、志望校を決定しなければならないのです。
昔より受験方法が増えたことや、少子化があり大学進学は昔よりもずっと楽になったなどと聞きますが、受験するほうからすれば苦しさは同じで、成績が悪ければ志望校決めに悩むことも理解できます。
受験戦争も佳境に入り12月、いよいよ最終志望校決定の時期に来て、今までよかった成績ががくんと落ちてきた・・・となると、余計に焦り、精神的にも落ち込むことが多くなるのです。
そんな時、メンタルをポジティブに保つためにはどんなことが必要となるのか、理解しておくと少し、楽になると思います。
今最悪の状態、だからこそ今、やれることがあると考える
ピンチは最大のチャンスともいわれますが、D、Eの判定が出てしまっても、今どん底、あとはここから這い上がるのみ!とポジティブに考えることができれば、勉強の質をぐっと上げることもできるのです。
成績に振り回されてしまえば、今やるべきことも見えなくなります。
>>もう駄目だ…というピンチをチャンスに変える大逆転思考法 – NAVER まとめ
「もう間に合わない」「不合格になったらどうしよう」と考えるのでは全く意味がないのです。
ここまで来たんだからもうあとはやるだけ、今勉強しておくことはきっと、受験に少しでもプラスになると前を向くことこそ、今大切なことだと切り替えます。
ただやみくもに勉強するのではなくやるべきことを考える
必死になりすぎて成績ばかり気にしてしまうと、結局、やれることができていない勉強になってしまうのです。
やみくもに勉強するのではなく、今何をすべきか、勉強の質を上げていくことを考えます。
といた問題でできないものがあれば、一つずつでいいからとけるまで繰り返し説いてみる、一つ出来たら次の問題、一つずつ焦らず行っていくと、次第に心も静まっていくはずです。
ここでも後ろ向きにならないことがポイントになります。
こんなことをしても意味がない、もう落ちる・・・という考え方ではなく、この一問をといたことが絶対当日活きる!と前向きな気持ちで取り組むのです。
気持ちが前向きになれば頭も自然とクリアになり、問題を解く力も出てきます。
最後まで絶対にあきらめない、その心が最も重要
ずっと成績が悪かった人が、最後に来てぐぐっと点数をあげてきた、これもよくあることです。
最後まであきらめないこと、また人によって伸びしろが違うこと、さらに勉強してきたことを発揮できるためにかかる時間が人によって違うことを意識します。
自分は「早咲き」ではなく「後咲き」なんだ、だからこれから受験までの2週間、人がびっくりするくらい伸びてやる!くらいの気持ちを持つのです。
逆境に立ち向かう気持ちを持つことで、集中した勉強ができると思います。
もちろん、受験日当日、最後の最後まで時間を使って必死に説くこと、これも重要です。
やるぞという気力を持っている人の力と、もう無理と思っている人の力は全く違います。
今成績判定がDであっても、底辺に来たんだ、あとはのし上がるのみ!!やるぞ!!という気持ちを持つことが重要です。