「自己分析」と言っても1番最初に何から始めればいい?

進路選択に重要な要素となる自己分析とは

学生から社会人になる時、必ず通る道が就職活動です。
自分が理想とする雇用先に就職するためには、雇用先の候補を決めて必要な書類を出し、書類選考に合格すれば面接、その面接も大手の場合、第一次から二次、最終選考といくつかあることも当たり前となっています。

就職は今率が高くなってきて、就活もそれほど苦ではないだろうという話も耳にしますが、本当に希望した雇用先に就職できた人は少ないのです。
納得した就職活動、希望の就職先に雇用されるためにも、やはり自己分析や自己PRの書き方、話し方などを勉強しておくほうがいいと思います。

自分の強みを知ることがよい自己分析の方法

就職活動を始める前に、まず自己分析を行うと自分に合った就職先を見つけることができるのといわれているのです。
自己分析を行うと、自分の強み、短所、それに性格のイメージ、特徴を理解できます。

自分の強みを知ることができると、その強みに合った就職先はどこか?と考えることができるのです。
つまり、ベストマッチングとなる職業を自己分析から割り出せるということになります。

自分の強みを理解しそれに沿った就職ができた人と、自分の弱さを克服しなければならない就職先に雇用された場合と、どちらが生き生き働くことができるのか考えれば一目瞭然です。
強みを持っているほうが自信をもって仕事ができるようになるのも早いと思いますし、何より苦痛を思うことをしていないので仕事も継続できると思います。

自分の強みを理解するために人にも確認する

面接

自分で長所と短所は何か、考えてみることも重要ですが、人から見て自分はどのような人なのかを理解することも必要です。
第三者の客観的な意見を聞くこと、これが自己分析になくてはならないこととなります。

面接のときにも面接官から「自分は人から見てどのような人といわれるか」という質問を受けることもあるのです。
そんな時にもこの人から聞いた意見を参考に話ができます。

親友、またあまり親しくない人からも意見をもらい、短所についてはご家族にはっきり書いてほしいと依頼するほうがいいです。
お友達はあなたの短所を明確に書くことに遠慮することもありますが、ご家族なら普段最も近いと所で感じているあなたの短所を、遠慮なく伝えてくれると思います。

自分の強みを総合的に理解できたらまとめてみる

自分の評価、人の評価をきいたものをまとめていくと、自分の意見と人の意見と共通になっていることが出てきますし、逆の意見もあるはずです。
人から見たイメージが自分の思っているイメージと逆、という場合、自分が理想とするイメージを自分に重ねていることが予想されます。

つまり、その意見は人の意見のほうが正しいということになるのです。
人の意見と自分の意見が合致したものこそ、自分の強みと判断できます。
それをもとに自己分析、自己PRに盛り込んでいけばいいのです。