他己分析の方法はどんな種類がある?

就活に活用できる自己分析・・そこに利用したい他己分析

以前よりもずっと就職率がよくなり、数字を見ると学生も就職が楽になったと考える人もいます。
しかし実際に本当に希望する就職先に就職できるのは本当に一握りで、やはり終活に苦労する学生は多いですし、10以上の面接を受けても内定をもらえないと嘆く学生も多いのです。

就職戦線に勝つために重要なことの一つに自己分析があります。
自己分析というのは人から見て自分の性格、長所、短所などを客観的にどうみられているのかを分析するものとなります。
ただこうした自己分析を自分が行う時、多くは「こうなりたい」という自分の理想が盛り込まれてしまうことが多いのです。
そのため、人が自分をどう感じているか、人からの評価を受ける他己分析の方法を理解し雇用先に自分の強みを自己分析から伝えるために必要なことを理解しておく必要があります。

人から見た自分を理解する他己分析

友人

人から見て自分がどうなのか、他己分析という方法を利用すると自分の強みを理解する自己分析となるはずです。
他己分析は、人だからこそ理解される自分の強みを知ることができる事、また短所も理解できそれを改善する方法を見つけることができます。
また人が発見してくれた強みが理解できればより説得力の強い自己分析を作ることができるのです。

最初に数人から自分の性格の長所・短所、どういうイメージを持っているか聴き取りします。
その結果と自分による自己分析を照らし合わせてみると、共通した良さ、長所が出てくるのです。
それがあなたの持っている強みと考えられます。

どうも結果が違うなと思う時には、自分が思っていることと人が感じている自分の印象に違いがあることになるため、そこは改善点と考えることができるのです。
他己分析を行う時には、私の長所、短所、特徴はどんなところなのか、性格はどういうタイプだと思うか、外見を含む印象はどうなのか?リスペクトできる部分はある?など、いくつかの項目を箇条書きにして依頼します。
就活の自己分析に利用したいと伝えておけば、友人も協力してくれるはずです。

他己分析を誰に依頼すればいいか

他己分析をしてもらう人の選択ですが、まず友人に聞いてみます。
友人の中でも今就職活動をしている人に依頼すればお互いに意見交換できますし、お互いの他己分析を行うことが可能です。
次にご家族、家族は最も自分のことをよく理解している人となるので、隠すことなく調書、短所を伝えてくれると思います。

最後に自分とそれほど仲が良くない、面識の浅い人に聞いてみるのです。
すると自分とは深い中ではないので、より客観性の高い意見を聞くことができます。
第一印象が人からどうとられているのか、面識の浅い人ほど、第一印象をそのままに持っていることが多いので、他己分析から自己分析を作っていくとき、欠かせない人材となるのです。

最終的にこの他己分析と自分の分析を突き合わせてみて、共通している部分、自分が思っていることと反している部分を出してみます。
これによって長所、短所などがしっかり理解できるようになり、強みを雇用希望先により強く伝えることができるはずです。